河本 扶美子 様
株式会社ファーストブランド
代表取締役
銀行で2年間勤めた後、外資系航空会社にて客室乗務員として9年勤められた中で、
日本とアメリカの「ブランディング」意識の差に着目し、これをビジネスヒントとして起業。
現在では、ブランディングとインターネットを軸に「“こころ”が感じられるサービス」を提供する“エモーショナル・インターネットサービスカンパニー”として多くの事業を展開。
多数の事業を成功に導かれている河本様、実は起業されてから9つの事業の失敗をご経験されているとのこと。それでもなお失敗から成功のために必要な要素を見出し、世の人々の幸せの追求に妥協することなく今も挑戦され続ける河本様の生き方からこそ、「前を向いて挑戦し続けること」「“こころ”を感じ、幸せであること」の価値を多くの女性にメッセージとして届けることが出来ると思い、今回表彰させていただきます。
この度、このような賞を頂戴しましたことを心より感謝申し上げます。
有難うございました。
2002年に1人で起業をしてから、ファーストブランドは今年で20期を迎えることが
でき 、
多くの信頼できる心強い社員やパートナー企業、お客様と巡り合うことができました。
しかしながらここまでの道のりは決して平たんではなく、1期目の年商はなんと8万円しかありませんでした。
それに加え、ここに至るまでには多くの失敗を経験してきました。
山あり谷ありいろいろなことがありましたが、今の私がいるのは、失敗しても行動を起こし続けたからであることは間違いありません。
この場を借りて、自分の道を切り開き、夢を掴んでいきたいと頑張っている皆さんに伝えたいこと、
それは沢山の失敗をしたからこそ、最初から上手くいかなかったからこそ、未来に繋ぐ大切なことを学ぶことができたということです。
つまり、今上手くいっていないということを感じている人、自分に自信がなく失敗したらどうしようと心配している人。そんなことを恐れることは全くないということです。
経営の神様と言われているピータードラッカーは「失敗をしたことがないという人間を信用するな。彼は何もしてこなかったのだから」と言っていますが、アップル創業者のスティーブジョブズも会社を追い出されたり、倒産寸前までいったり大きな失敗をしています。
最高の経営者でもたくさん失敗しているのです。心配はありません。
失敗するということは挑戦するということであり、成功するために必要な経験を積んでいるということなのです。
自分の夢を掴むために最も必要なものは、持って生まれた才能を持つ人でも、幸運の星の元に生まれた人でも、輝くようなを経歴を持つ人でもない。
夢を掴むことが出来る人は、恐れずに、勇気を持って行動をする人です。
このことをいつでも心に留めて、恐れずに、自分の夢を掴むために行動を起こし続けて下さい!